[センター英語]全問解答解説・全訳の理由
センター試験第1問から第6問まで、問題を解く方法、大切な文法事項、問題を解くヒント、長文の読み方など詳しく説明、そして解答、プラス全訳しています。
英文の読み方
私自身は英語の問題を解いている時、特にセンター試験のような和訳をしない問題に関しては、頭の中でスラッシュリーディングをして、文を区切ってその塊で左から右へ読むようにしています。長文の読み方に関してはまた別記事であげる予定ですが、このように解くことにより、文を読む速さは圧倒的に早くなります。英検やTOEIC, TOEFL, IELTSなど和訳しないものに関しては、長文読解力がついていくとこのように読んでいくことにより、速く正確に読むことができるようになります。(今回のセンター試験は31分で解いています)
精読の大切さ
しかし、それができるまでにはやはり精読と言ってきちんと読んでいくことが必要だと思っています。
小さい頃から教えてきた生徒さんたちはこの精読から始めました。主語の次は動詞だねのようにしていくのです。例えば英文を作るときは「私は好きなんだよ」(聞いている人は何が好きなのか知りたいから言ってあげようか)「お母さんのことを」(お母さんはどんな人なのかなー)「お母さんは働いてるんだよ」(どんなお仕事してるのかな)「看護師さんとして」(どこで働いてるのかな)「病院で」みたいな感じで文を考えていきました。そうすると I love my Mom who works as a nurse in the hospital.のように文もうまく作ることができますね。
このように文を作り、英文を読むときも、このように読んでいきました。
小学生のお子様に関係代名詞という文法用語で教えるのではなく、その人のことを説明する時にはwho(その人はね)のように考えて説明するのよと教えてあげると、すっと頭の中に入っていったようでした。
そして英検5級から4級、3級、準二級、二級と、級をあげながら、様々な英文に親しみ、それを前から塊で訳していきながらお話を楽しんでいました。
そうすることで速読速解の力がついていき、今ではすごい速さで読めるようになっています。
9割越え・・
今年の高校三年生はセンターはほとんどが9割越え、9割いかなかった生徒さんも8割は超えています。
英文は楽しく読みましょう
何より、長文は点の取れるものだと本人たちも思っています。英文を大切に、楽しく読んでいく。
英語は言葉ですから
もちろん試験ですからいい点は取りたいし、そこは目標ですが、それを楽しみながら取ることができたら?すごく幸せなことですし、
これから将来英語を一つのツールにしてさらにいろんなことを学んでいくこともできます。
スラッシュリーディングでの訳し方
その練習をしていただくために、塊で読んだ時にも意味が取れるように、2019年度の問題を使って解説しているものは、スラッシュリーディングでの訳し方をカレンちゃんにしてもらっています。
Hi! カレンです。2019年度の解説では文を前から区切りながら塊で訳しています。この力をつけると、速く正確に英語を楽しく読めますよ!
2020年度の問題に関してはその訳し方をしながら、意味がわからない時には全訳を見ながら訳してみてくださいね。もちろん英語のままどんどん読み進めることができるならそれは素晴らしいことです。
そうすることで圧倒的な英語力がつくと思います。
センター試験2020の問題はここからも跳べるようにしておきますね。
まとめ
センター試験の過去問題をしっかりと解いていくことで英語の力は全体的に上がっていきます。
文法を知ること、単語を知ること、英文の読み方を知ること、英文の段落の内容をしっかりとつかむことができることで、単に問題が解けるだけではなく、英語で情報をつかんでいく力がついていきます。
しっかりと力をつけてくださいね。