さあ、英検準1級の二次試験である面接の最終問題までやってきました。
ここまでしっかりと問題が解けるようになったでしょうか？自分の不安な問題はしっかりとやり方をつかんだ上で、過去問題集などの問題を使って、声に出して練習していくようにしましょう。
鏡の前で練習する。
自分の声を録音する。
というのも実際の試験のためにとても役に立ちます。自分がどんな顔でお話ししているのか、自信がなければ、鏡の中の自分と顔を合わそうとはしないと思います。
鏡の中の自分をしっかりと見つめながら練習しましょう。
また、自分の声を録音するといろんなことがわかります。結構「えー」と考えるときに声に出てしまっている人は多いのです。
でも自分では出してしまっていると気が付かなかったりするのです。
自信を持って答え、笑顔で退室できるように最後の問題も頑張りましょう。
英検準１級Question No4への答え方
先生、最後の問題はどんな
問題ですか？
そうですね。今までの問題も社会的な
問題でしたが、最後の問題もやはり、
社会的な問題について面接を受ける
人自身の意見を尋ねられる問題ですよ。
そうなんですね。
ドキドキ。
どんな問題なのでしょうか
最後の問題もやはり社会的な問題についてどう考えるかを問われる問題になっています。Q２とQ３は問題カードは裏返してはいますが、少し関連した内容であることが多いのですが、Q４は全くかけ離れた内容であることも多いです。
一度で面接官のおっしゃったことが聞き取れなかったり、聞き取れたけどもう少し時間が欲しかったりしたときには
すぐにCould you say it again?/ Pardon?/ Excuse me? / などど、「もう一度言ってください」とお願いしましょう。
実際にやってみましょう。
Question No4.
Do young people today have more
chances to achieve their ambitions
than young people did in the past?
Could you say that
again please?
（もう少し考えたいし
ちょっと確かめたいから
聴いちゃお）
OK.
Question No4.
Do young people today have more
chances to achieve their ambitions
than young people did in the past?
Yes. I think so.
I heard that young people
in the past had to follow what
their parents said and could
not follow their dreams,
but now
I think
we young people
are allowed to have more
opportunities to get our dreams.
Saraちゃん、頑張って答えられましたね。
さらによくするためにはどうしたらいいでしょうか
Sara,昔の人の状況と
今の人の状況をうまく対比
できていますよ。
先生、でもどこか足りない
気がします。中途半端な
感じがします。
前回のレッスンでも
言ったけど
やはり自由英作文を作る時の
ように文の流れの組み立てが
さっとできるように
しておきましょう。
そっか！ここは
昔の人と今の人と
対比はできているけど
今の人が何故夢を叶える
チャンスを手に入れやすいか
という理由がないですね。
そうですね。英検１級の
面接なら面接官から突っ込んだ
質問が来るところです（笑）
わあ！ツッコミどころがない
ように原因と結果はちゃんと
言ったほうがいいですね！
もう一度やってみましょう
OK.
Question No4.
Do young people today have more
chances to achieve their ambitions
than young people did in the past?
Yes. I think so.
Today , society's attitudes
toward young people
have greatly changed.
I heard that young people
in the past had to follow what
their parents said and could
not follow their dreams,
but now
I think
we young people
are allowed to have more
opportunities to get our dreams.
Saraちゃんうまく現在の状況を表すことができましたね。
Sara, 今の現状を
きちんと述べて何故若者が
夢を追えるのかわかりやすく
なりましたね。
気をつけること
まずは面接官のおっしゃった設問の意味をしっかりと考えること。でもしっかりとだけど、時間はありません。
もう一度少しでも考える時間が欲しければ、Saraちゃんのように、「もう一度言ってください」とお願いして
（そのときはすぐにお願いするほうが、好印象です。時間が経つとこの受験者さんは私の言っている意味が理解できないんだなと思われてしまうからです。）
少しだけ考える時間を手に入れるのもいいかもしれません。
さて、答え方ですが
前回の記事でもお伝えしたように
- Introduction (YesかNo)
- Body (現在の状況・・・原因）
- Conclusion (その結果）
というように三段階で考えていくようにするといいと思います。Saraちゃんの2回目の問題への答え方はこの３つをうまく使って答えられていますね。
先生、もう一問やって
みたいです！
OK! Lets's get
started.
もう一問やってみましょう！
Question No4.
Is enough being done
to deal with the shortage
of doctors in Japan?
No, I don't think so. Now the number
of people who require medical care
is growing every year but I heard
that some people can't get adequate
treatment
because of the shortage of doctors.
The governments should create the
system that many young people are
encouraged to seek their careers in
medicine.
Saraちゃん自分がその問題に対してどう思っているか、そして今の現状、それに対してどうしていくべきが、３つのStepでうまく言い表せています。
もちろん英作文などではもう少しthe systemについては説明したほうがいいかとは思いますが、面接ではここまで言えたら素晴らしいと思います。
まとめ
さあ、これで英検準１級の問題の解き方は終わりです。
あとは試験日まで過去問題集をしっかりと使って自分の意見がすっと出て来るように練習するのみです。
- Introduction (YesかNo)
- Body (現在の状況・・・原因）
- Conclusion (その結果）
この３つのステップで自分の意見をしっかりと言えるようにしておきましょう。
笑顔で面接官にSee you. Have a good day!と言えるように頑張ってくださいね。