さあ、英検準1級の二次試験まであと少しです。面接の練習はしっかりとしましたか?もしまだ不安なところがあるのなら、こちらの記事の中の準1級の記事をしっかり読んで、解き方を自分のものにしておきましょう。
英検準一級二次試験 面接本番
さあ、ドキドキしてきましたが、この流れをしっかりとつかんでイメージトレーニングしてくださいね。
英検当日
集合時間に注意
英検準1級の二次試験はコロナ以前は午前中でしたが今現在は、日程も増えたために日にちは把握できても時間は受験票が来るまではわかりません。今まで行ったことのない場所での面接だと思いますので、少なくとも集合時間の30分前には会場に着いておくつもりで行きましょう。(それでも混んでいることあります)
私AliceはT OEICの試験の時に会場のある
駅で降りた時、T OEICのハガキを持っている
人がたくさんいたのでその人たちに
着いて行ったのですが、いつまでも着かず、
不安になってみんなで近くのお店の人に
確かめたら、全く違った場所へ向かってました。
早めに出ていたからこそ間に合いました(笑)
Google Mapなどできちんと確認しながら
会場に向かいましょう。
持ち物チェック
二次受験票に書いてありますので
もう一度チェックしてくださいね。
本人確認票(一次・二次共通) 二次受験票
身分証明書(パスポート・保険証(コピーでも可)・学生証・生徒手帳)など
筆記用具(控え室のみで使います)
携帯は袋に入れて閉じておかなければ
ならないので、携帯でいつも勉強
している人も、必ず過去問題集や予想問題集など
お持ちの紙の本をお持ちくださいね。
待ち時間の間勉強できなくなっちゃいます。
集合時間になったら受付➡︎控え室(面接カード)➡︎面接室へ
先ほどの受付に必要な書類を受付の方に見せて受付を終わらせましょう。そのあとは控え室に案内されます。
係員の方の指示に従って、着席しましょう。
机の上に「面接カード」があるか、係員からお渡しされるので、氏名、個人番号、受験会場の名前などを記入しましょう。
先生、「面接カード」って
何ですか?
面接本番の時、面接をする
部屋に入室した後で、
面接官にお渡しする
カードのことですよ。
そのカードに面接官が
受験者の面接の
点数を書き込んでいくのです。
そうなんですね。
そのあとは、また係員から面接室へ向かうという指示があり、何人かまとめて面接室の前までいきますので、係員の方について面接室の前まで行きましょう。「面接カード」も含めて、荷物は全て持って移動しましょう。
問題 | 詳細 | 問題数 | 配点 |
自由会話 | 面接官と 挨拶・簡単な日常会話 | ||
ナレーション | 4コマ漫画のイラストのstoryの説明をする(一分考え、二分で答える) | 1 | 15 |
受験者自身の意見を問う | イラストに関連した質問に答える | 1 | 5 |
受験者自身の意見を問う | カードのトピックに関した内容の問題に答える | 2 | 5x2 |
受験者自身の意見を問う | カードのトピックに少し関連した内容、もしくは社会性のある内容についての質問に答える | 1 | 5 |
個人面接で面接官は
一人です。
ナレーション、応答の
内容、発音、語彙、文法、
語法、情報の量、積極的に
コミュニケーションを
図ろうとする意欲や態度
の観点で評価します。
合格点 22点/38点
配点は・・・・
- ナレーション 15点
- 質問No1~No4 20点(5点×4)
- 態度 3点
合格点は38点のうち
22点です!
面接室へ入ってからの流れ
①入室
May I come in?と言って入る方が多いと思いますが、ドアを開けて入るときに笑顔で” Hello " と言ってはいれば大丈夫です。
② 「面接カード」を渡す
「面接カード」とくださいと言われるのでお渡しします。会話は全て英語です。
③ 着席します
面接官の指示がありますので着席しましょう
④ 氏名・受ける級の確認・簡単な日常会話
面接官に名前を尋ねられるので答えます。そして受ける級の確認をされます。Pre 1stと聞こえたら、OKと答えてください。
万が一間違って他の級の
部屋に入ってしまってたら
申し出てくださいね。
そのあとは簡単な日常会話をします。(ここは得点には入りません。ウォーミングアップと考えて自然な感じでお話できるといいですね。)
ここからは実際の面接だと思ってSaraと一緒にやってみましょう。
指示かあったら入室しましょう♫
OK. Please come in.
笑顔で入室しましょう。
Hello.
Hello.
Can I have your
card , please?
Yes, here you are.
笑顔で面接官に自分の名前がきちんと見えるような向きで両手でお渡ししましょう。
Thank you.
Please have a seat.
Thank you.
着席します。荷物は横に置きましょう。
My name is Kousuke Sato.
May I have your name please?
My name is Sara Yamamoto.
OK. Mis Yamamoto, this is Eiken Pre 1st grade.
OK?
OK.
この後でご自身について何かを話してくださいと言われるので軽く自己紹介します。そのあとは面接官により幾つ質問されるかわわかりませんが、質問されたことにナチュラルに答えられるようにしましょう。
Mis Yamamoto, could you
tell me a little bit about
yourself?
Yes. I' m a university student.
I major in mathematics.
OK. Have you ever been to
foreign countries?
Yes. I went to Australia for
one month when I was in
high school. It is still a great
experience for me.
Thank you.
OK, let's begin the test.
Here's your card.
いよいよ試験が始まります。問題カードが渡されますので、きちんとYesやOKなどと答えて受け取ってください
Thank you.
ナレーション問題(4コマのイラストの説明)
You have one minute
to prepare before you
start your narration.
OK.
ここで焦ってカードを早く見ようと思って面接官の指示に対して全く答えない、目を合わさない人もいるのですが、焦らず、ここはきちんと面接官とコミュニケーションをとってからカードに目を通しましょう。
しっかりと練習していれば大丈夫ですよ。
一分で考えるときは日本語で構いません。一コマで3つ言うことを考えていきます。
All right.
Please begin your
narration. You have two
minutes.
OK.
カードに書いてあるまず言わなければならない一文から言い始めましょう。
左から右へと登場人物の説明をする。一コマ3文で言う。原因結果を伝える。ことを頭にいれながらナレーションするといいですね。一コマ30秒とイメージしましょう。一コマを20秒から30秒で言えるトレーニングをしておいてください。時計は見れませんよ。
OK. Please stop.
OK.
Saraちゃん、きちんと練習した甲斐があって二分以内できちんと答えられましたね。最後のイラストまで説明できてなかったとしても二分たつと終了ですから、必ずイメージトレーニングを重ねてくださいね。
続いてQuestion No1です。イラストの結末についてあなたならどうする?と言う問題であることがほとんどです。
Now , I'm going to ask you
four questions. Are you ready?
Yes.
Question No1.
If you were the woman
in a pink sweater, what
would you be thinking?
OK.
I would be thinking
that it was good
that many customers came
to our cafe
but we can't keep good relations
with neighbors.
My husband and I didn't care
about neighbors.
We should hold events
that people can enjoy
without making noise,
but anyway,
I have to say sorry to everyone
for making noise and
disturbing their nights.
No1(If you were a~)に対する答えの始め方としては, I would be thinkingで始めましょう。このあとは間接話法でも直接話法で(thatはとってね)自分が本当に思っているようにお話ししても大丈夫です。
OK. Mis Yamamoto,
Please turn over the card
and put it down.
OK.
問題カードを裏返してくださいね。ここからはあなた自身がある問題に対してどう思うかが聞かれます。
Question No2
Do you think people's lives
are influenced by music?
Yes, I do.
I think music gives us power
to live and makes us happy.
For example, I've heard that
some hospitals use music
therapy to the patients in their
hospitals and some of them
feel better and recover from
their illness.
この問題に関してもYesかNoか自分の意見をはっきりとさせた上で自分がそう思う理由と、その意見をさらに強いものにするための意見を付け加えましょう。短い文があってもいいので、3文は常に言うと言うことを頭にいれておくといいですね。
Question No3.
Do you think that the drinking age
should be lowered in Japan?
No, I don't think so.
Of course it is good for the
company, but there has already
been many problems with
university students drinking too
much.
That's why I think to lower the
drinking age might make
this situation even worse.
この問題に対する答え方としては英作文でのIntroduction ➡︎body ➡︎Conclusionのように組み立てて答えると答えやすいし、分かりやすい回答になりますよ。
Question No4.
Do young people today have
more chances to achieve their
ambitions than young people
did in the past?
Yes. I think so.
Today , society's attitudes
toward young people
have greatly changed.
I heard that young people
in the past had to follow what
their parents said and could
not follow their dreams,
but now
I think
we young people
are allowed to have more
opportunities to get our dreams.
最後の問題です!この問題も
- Introduction (YesかNo)
- Body (現在の状況・・・原因)
- Conclusion (その結果)
を表せるようにするとうまく答えられますよ。頑張って!
That's all for today.
Could I have the card
back , please?
OK. Here you are.
Thanks.
You may go now.
OK. Thank you
very much.
Have a good day.
You, too.
Good bye.
Good bye.
Saraちゃんうまくできましたね
皆さんもSaraちゃんのように的確に自信を持って答えられるように最後まで練習してくださいね。このあとはちょっとした注意点をしるしておきますね。
アティチュード(態度)について
英検ではアティチュードといういわゆる態度や姿勢についても点数がつきます。3点満点ですが、0点というものはありません。
これは受験者の積極性、声の大きさ、発音の明瞭さ、コミュニケーションを取ろうという力など、入室してから退室するまでの受験者の態度や様子、姿勢が見られているのです。
完璧に話せなかったとしてもうまく自分の知っている言葉で文を作ろうという姿勢も見られています。
ミスしたと思った時も、Excuse me? と言ったり、Can I Say it again?のように言ってからもう一度言い直してもいいのです。
面接は人と人とのコミュニケーションであるということを頭に入れておきましょうね。
考えるときに、「えーと」と言ったり
「あ、間違えた」と言ったり(小さな声で)
言うのも全て聞こえていますので気を付けましょう。
考えるときは、Well. やLet me see. のように言って
から考えるようにしましょう。
十秒無言だと次の問題にいきますので気を付けて
くださいね。
「えーと」まで言わずに「えー」で止めておければ
Wellに聞こえると思いますので「と」は
言わないでください。
あとは自分の声を録音しておくと自分が無意識に
「えーと」などと言っているくせに気がつきます。
もう一度言って欲しい時に使えるのは?
I beg your pardon?
Pardon?
Could you say it
again?
Excuse me?
考える時無言を避けるためには・・??
Well.
Let me see.
意見を言うまで少し
考えたい時にはこれを言いながら
だといいですね。
In my opinion,~
Probably~
It can be said~
We hear that~
Some people might think~
このような言葉を使いながら、自然に文をつなげていくようにするととてもナチュラルに聞こえるはずです。
まとめ
ここまで当日の流れ、面接室での流れ、問題への答え方、様々なポイントを示してきましたが、いかがでしたか?
一次試験を突破できたこと、そして、二次試験のために頑張ってきた自分を信じてあとは笑顔で頑張るだけです!
いつも応援しています。 by Alice.