さあ、英検準2級の二次試験の面接まであともう少しですね。面接の練習はしっかりできていますか?
もしまだ少し不安なところがあるのなら、こちらの記事の中の準2級の記事をしっかりと読んで、解き方を自分のものにしておきましょうね。
英検準2級二次試験 面接本番
英検準二級の面接はもちろん全て英語で行われます。ドキドキしちゃいますね。しかしこの記事でしっかりと当日の流れ、面接室での流れ、使えるフレーズを覚えて、イメージトレーニングをして下さいね。絶対に自信を持って面接ができるようになりますよ!声をしっかりと出して練習してくださいね!
英検当日
集合時間に注意
英検準二級の二次試験きちんと何時に集合なのかチェックしておきましょう。今まで行ったことのない場所での面接だと思いますので、集合時間の少なくとも三十分前には会場に着いているつもりで行きましょう。(それでも混んでいる場合もあります)
私はTOEICの試験のとき、会場のある
駅で降りた時、 TOEICの受験票のハガキを
持っている人がたくさんいたのでその人たちに
着いて行ったんですが、いつまでも着かず。。
不安になってみんなで近くのお店の人に
尋ねたら、なんと会場と全く反対の方向に
向かっていました。
早めに出ていたからこそ間に合いました(笑)
皆さんはきちんとGoogle Mapなどで道を
確かめながら会場に向かって下さいね!
集合時間を過ぎると受けることはできません。
必ず公共交通機関を使って下さいね。遅延した場合は
遅延証明書を駅でいただいて受付に申し出るように
しましょう。
持ち物チェック
二次受験票に書いてありますので
もう一度チェックして下さいね。
本人確認票(一次、二次共通) 二次受験票段落
身分証明書(パスポート、保険証、学生証、生徒手帳など)段落
筆記用具(控え室のみで使います)もし忘れたら係員の方に貸していただきましょう。
携帯は袋に入れて開封厳禁なので
携帯でいつも勉強している人も
必ず過去問題集や予想問題集など
お持ちの紙の本をお持ちくださいね。
待ち時間の間勉強したいと思った時に
勉強できなくなっちゃいます。
集合時間になったら受付➡︎控え室(面接カードの記入)➡︎面接室へ
先ほどの受付で必要な書類を受付の方に見せて、受付を終えましょう。そのあとは控え室に案内されます。
係員の方の指示に従って着席しましょう。ここまでは保護者の方も同行できますが、これ以降はできません。保護者控え室がありますのでそちらでお待ちいただくことになります。受験者の方は面接終わってから保護者控え室がわからなければ、係員の方に尋ねれば教えていただけるので安心してくださいね。
さて、控え室ですが、机の上に「面接カード」があるか、係員からお渡しされるので、氏名、個人番号、受験会場などの名前を記入しましょう
先生!質問!
面接カードってなんですか?
面接の本番の時に、面接をする部屋に
入室した後で、面接官にお渡しするカードの
ことですよ。
そのカードに面接官が受験者の面接の点数を
書き込んでいくのです。
わかりました!
そのあとはまた係員から面接室へ向かうという指示があり、何人かまとめて面接室の前まで行きますので、係員の方について面接室の前まで行きましょう。「面接カード」も含めて、荷物は全て持って移動しましょう。
形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 |
音読 | 60字程度のパッセージを読む | 1 |
パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える | 1 |
イラストについての質問 | イラストの中の人物の行動を描写する | 1 |
イラストについての質問 | イラストの中の人物の状況を説明する | 1 |
受験者自身の意見など | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える | 1 |
受験者自身の意見など | 日常生活の身近な事柄に関する自分の意見などを述べる (カードのトピックに直接関連しない内容も含む) | 1 |
個人面接です。
面接官は一人で、応答内容、発音。語彙、文法、誤報、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価します。
合格点
- Reading 5点
- 質問No1~No5 各5点
- 態度 3点
合格点は33点のうち
19点です。
面接時間
実際に面接官の方と面接
している時間は7分から
9分です!
面接室へ入ってからの流れ
①入室
May I come in?と言って入っている方が多いと思いますが、万が一、なんて言ったらいいかど忘れしちゃったとしても、ドアを開けてHello!と笑顔で入っていけば大丈夫ですよ。
英検準2級の面接も英語の
面接ですから
緊張される方が多いと思います。
でも入室することもわかっているので
May I come in?を言わなくても
笑顔で”Hello"と言えれば大丈夫です。
安心してくださいね。
② 「面接カード」を渡す
「面接カード」をくださいと言われるのでお渡しします。会話は全て英語です。
③ 着席します
面接官の指示がありますので着席しましょう
④ 氏名・受ける級の確認・簡単な日常会話
面接官に名前を尋ねられるので答えます。そして受ける級の確認をされます。Eiken Pre2nd gradeと聞こえたらOKと答えてください。
万が一、間違って他の級の部屋に
入ってしまっていたら申し出てくださいね。
当日は準1級(地域による)と準2級が
面接をやっていて、様々な級の人たちが
控え室から面接室へ移動しているので
必ず、連れて言ってくださる係員の方に
ついて言ってくださいね。
そのあとは簡単な日常会話をします。(ここは得点には入るませんが、ウォーミィングアップと考えて自然な形で面接官とお話しできるといいですね。)
ここからは実際の面接だと思ってカイトと一緒にやってみましょう。
入室の案内があったら。。。
OK. Please come in.
Hello.
Hello.
面接官のいらっしゃる机のところまで行きます。座らないで立っておいてください。
Hello. Can I have
your card, please?
Yes. Here you are.
笑顔で、面接官に自分の名前がきちんと見えるような向きで両手でお渡ししましょう。
Thank you.
Please have a seat.
Thank you.
small talk
着席します。荷物は横に置きましょう。
My name is Kousuke Sato,
May I have your name,
please?
My name is Kaito
Eigo.
OK. Mr Eigo.
This is Eiken Pre2nd grade test,
OK?
Pre2nd grade testと聞こえなかったら、Noと言ってくださいね。ここからは様々な質問がされるか、または少しだけされるか面接官によりますが、聞かれたことに対してナチュラルに答えてコミュニケーションをとるようにしてくださいね。
How are you today?
I'm very fine.
Thank you.
What grade are you in?
I'm in the 6th grade.
Do you like sports?
Yes, I do.
I play soccer almost every day.
いくつかの質問の後にいよいよ面接のための絵の描かれているカードを渡されてそのカードを用いて質問が3つされます。
Reading
OK. Let's begin the test.
Here you are.
OK. Thank you.
Please read this passage
silently for 20 seconds.
OK.
渡されたカードのpassageを20秒間黙読します。この黙読の時に, soやin this way, as a result という言葉があると、その言葉の前の部分が答えのことが多いです。ちょっとチェックしておきましょう。ここは問題にしやすいところなので要チェックなんです。
Recycling
These days, recycling is becoming very common in people's daily lives. Most towns and cities collect cans and plastic bottles for recycling. Many families use products made from recycled paper, and in this way, they try to make the environment better. It is more important to take care of the environment.
Please stop.
Please read it aloud.
OK.
Recycling
These days, /recycling is becoming very common /in people's daily lives. /Most towns and cities/ collect cans and plastic bottles/ for recycling. /Many families use /products /made from recycled paper,/ and in this way, /they try to make /the environment better. /It is more important /to take care /of the environment. /
題名もきちんと読みましょう。意味の塊でうまくまとめて読んでいくようにすると、面接官も聴きやすく、また自分でも意味をしっかりととらえられますね。先ほども申しましたが、and in this way(そしてこのようにして)はNo1の質問に答えるために重要な場所なので、読むときには指をその辺りに置いておくといいと思いますよ。
Thank you.
Now I will give you 5
questions, OK?
OK.
Question No1
Question No1.
According to the passage, how do many families
try to make the environment better?
答えの場所は予測できている!How〜?で聞かれたので
By〜ing.で答えるようにしたらいいんだったね)
By using products made from recycled paper.
ここ最近は準二級のNo1はHow~?で聞かれることがほとんどです。その時はin this wayなどのポイントとなる言葉の前の部分の動詞部分を~ingの形にして、By ~ingと答えるといいのですが、時々Why〜?で聞かれることもあります。その場合も答えの場所としては同じことが多いのでその時は主語を代名詞に置き換えて、Because they~.のように答えるようにするといいですね。
詳しくは上の面接のコツの記事から、準二級の問題の解き方を見て学んでおいてください。
Question No2
Please look at the picture A.They are doing different things. Tell me as much as you can about what they are doing.
A man (A woman, A boy, A girl) is ~ing.の形でそれぞれの人が何をしているのかを言うことができればいいですね。
もし何をしているのかわからないときには
A boy is standing in front of the wall.のように、「主語が
〜している」という部分を言うようにしてくださいね。必ず点がもらえます。
Question No3
Question No3.
Please look at the woman in
the picture B.
Please describe the situation.
She wants to buy a drink but she doesn't
have any money.
うまく言えましたね。絵を見て説明する問題です。原因と結果というものがはっきりとわかるように話しましょう。
そしてここで問題カードを使った質問は終わりです。ここからは問題カードを裏返して質問に答えていきます。
OK. Mr Eigo, please turn
over the card and put it
down.
Yes.
Question No4
Question No4.
Do you think that more and more people
will go to fast-food restaurants in Japan?
Yes, I do.
Why?
Because we are always busy
so it is very convenient to eat
at the fast-food restaurant.Also,
many dishes are very delicious.
Question No4はYesかNoで答えられる問題なのでまずはYesかNoで答えること。そのあと、面接官がYes で答えたらWny?と、そしてNoと答えたらWhy not?と質問するので答えましょう。
答え方は2つの理由を挙げてもいいし、1つの理由とそれを補足するもう一文を言いましょう。
Question No5
Question No5.
Nowadays, more and more Japanese students go abroad to study. Would you like to study in foreign countries?
Yes.
Why?
Because it is very important to
learn a lot of things. I think to study
in foreign countries will give us chances
to learn many things .
Question No5もYesかNoで答える問題が多く、そのあとにWhy?かWhy not?で聞かれるので2つの文で答えるようにしましょう。
そのあとは退出です。
OK. That's all for day.
Can I have the card
back, please?
Yes. Here you are.
カードを返します。
Thank you.
You may go now.
Thank you.
帰ってもいいですよと言われるので、席を立ち、ありがとうと言います。
You're welcome.
Have a good day.
Oh! Thank you.
You, too.
See you.
最後までカイトくん頑張りましたね。皆さんもちゃんとできましたか?不安なところがあれば、こちらの記事から各問題の詳しい解き方について知ることができますので見てくださいね。
アティチュード(態度)について
英検ではアティチュードといういわゆる態度や姿勢についても点数がつきます。3点満点ですが、0点というものはありません。
これは受験者の積極性、声の大きさ、発音の明瞭さ、コミュニケーションを取ろうという力など、入室してから退室するまでの受験者の態度や様子、姿勢が見られているのです。
完璧に話せなかったとしてもうまく自分の知っている言葉で文を作ろうという姿勢も見られています。
ミスしたと思った時も、Excuse me? と言ったり、Can I Say it again?のように言ってからもう一度言い直してもいいのです。
面接は人と人とのコミュニケーションであるということを頭に入れておきましょうね。
考えるときに、「えーと」と言ったり
「あ、間違えた」と言ったり(小さな声で)
言うのも全て聞こえていますので気を付けましょう。
考えるときは、Well. やLet me see. のように言って
から考えるようにしましょう。
十秒無言だと次の問題にいきますので気を付けて
くださいね。
「えーと」まで言わずに「えー」で止めておければ
Wellに聞こえると思いますので「と」は
言わないでください。
あとは自分の声を録音しておくと自分が無意識に
「えーと」などと言っているくせに気がつきます。
もう一度言って欲しい時に使えるのは?
I beg your pardon?
Pardon?
Could you say it
again?
Excuse me?
考える時無言を避けるためには・・??
Well.
Let me see.
このような言葉を使いながら、自然に文をつなげていくようにするととてもナチュラルに聞こえるはずです。
まとめ
ここまで当日の流れ、面接室での流れ、問題への答え方、様々なポイントを示してきましたが、いかがでしたか?
一次試験を突破できたこと、そして、二次試験のために頑張ってきた自分を信じてあとは笑顔で頑張るだけです!
いつも応援していますね。 Alice